はじめに:小1の壁って本当にあるの?
「小1の壁ってよく聞くけど、実際は何がそんなに大変なの?」
正直、入学前は私もそう思っていました。
でも現実は甘くなかった…。
保育園時代の忙しさとはまた違う、“予想外の壁”が次々と襲ってきたんです。
この記事では、共働きの私が実際に経験した「小1の壁」のリアルなポイントを5つ紹介します。
これから入学を迎えるママや、今まさに壁にぶつかっている方の参考になれば嬉しいです。
1. 宿題・プリント・持ち物チェック…親のやることが一気に増える
保育園のころは、連絡帳をサッと確認する程度だったのに、小学生になると“親の事務作業”が激増します。
- 宿題の確認(音読や計算ドリルなど)
- プリントの山(提出物や行事のお知らせ)
- 翌日の持ち物準備
これらを仕事から帰ってきてクタクタの中、夜にこなすのは本当に大変…。
毎日なにかしら「親チェック」が必要で、うっかり忘れると子どもが困るからプレッシャーも大きいです。
2. 子どもの“自立”が追いつかない
「もう小学生だから、ある程度自分でやれるよね?」
そんな期待は、入学後にあっさり崩れました。
- 朝の支度に時間がかかる
- 学校の用意が毎日ギリギリ
- 登下校が不安で泣いてしまう日も…
まだまだ親のサポートが必要だし、だけど“自分でやらせる練習”もさせなきゃいけないし、
そのさじ加減が難しい!
つい手を出してしまって、「あれ、これでよかったのかな?」と悩む日々でした。
3. 長期休みのスケジュールがとにかく大変
夏休み・冬休み・春休み…。
子どもにとっては楽しみでも、共働き家庭にはまさにスケジューリング地獄です。
学校が休みでも仕事はある。
子どもをどこに預けるか、どうやって1日過ごさせるか。
しかも長期戦なので、休みが続くと親の体力も精神も削られます。
我が家は、祖父母に頼ったり夫婦で休みを分担したり、あの手この手で乗り切りました。
でも正直、毎年夏が近づくたびに胃が痛くなります…。
4. 比較とプレッシャーが一気に増える
小学校に入ると、急に“できる・できない”が可視化されてしまいます。
- ちゃんと宿題やってる?
- 連絡帳の書き方は?
- 学校生活はスムーズ?
周りのママ友との会話やSNSで「他の子はしっかりしてるのに…」と落ち込むことも。
母親としても、「私の関わり方が悪いのかな」と自信をなくすことが増えました。
今まで“みんな一緒”だった保育園とは違い、子どもも親も急に“評価される側”になる感覚が強くなりました。
5. 自分の時間が本当にない
保育園時代も忙しかったけど、小1になってからの方が精神的に余裕がないと感じました。
帰宅後は、
子どもの宿題対応 → 明日の準備 → 夜ごはん → お風呂 → 就寝準備
という流れでノンストップ。
しかも子どもが「ママ見て!」「今日ね…」と話しかけてくるので、スマホを見る時間すら取れません。
寝かしつけのあとに家事をして、そのまま寝落ち…という日も。
「もうちょっと自分の時間が欲しい…」と、毎日思っていました。
おわりに:できない日があってもいい、小1の壁は“通過点”
小1の壁って、実は親の気持ちのアップダウンが一番大きいのかもしれません。
- 他の家庭と比べて焦る
- 子どもにイライラして自己嫌悪
- 「ちゃんとしなきゃ」に押しつぶされそうになる
でも、ある時ふと「全部ちゃんとやろうとしなくていいんだ」と思えるようになって、少しラクになりました。
できない日があってもいいし、忘れる日があってもいい。
子どもと一緒に成長していく“通過点”として、この壁をゆるく越えていけたらいいなと思っています。
同じように悩んでいるママがいたら、
「あなたは十分頑張ってるよ」って伝えたいです。